白猿偸桃の学習がもう少しで終わりそうになった頃
霍瑞亭先生が次は剣をやりましょうと言われました。
以下その時のやりとり
霍「次は剣をやりましょう。」
私「なんの剣ですか?」
霍「青萍剣。」
私「・・・・ なぜ?」
そう、今回は螳螂拳三昧の練習と考えていたので
他の事をやるとは想像もしていなかったのです。
青萍剣は古い剣術というのは知っていましたが
螳螂拳と関係があるのかどうかは知りませんでした。
霍「青萍剣は王慶斎先生が得意とした剣です。
螳螂拳を練るあなたにもよいものですよ。」
王慶斎先生は霍瑞亭先生の先生です。
瀋陽にて多くの人に武術を伝えた王慶斎先生の
得意とした武器を学ぶのはちょっと興味があります。
なので先生のお勧めする青萍剣を学ぶ事にしました。
初めて見る青萍剣は自分の好みではありませんでした。
しかし霍瑞亭先生も青萍剣を長年かけて練ってきたものなので
まずは体験してからでも遅くはないと思い、練習をはじめました。
ところが今回の訪中で一番印象に残るものになろうとは
思いもしませんでした。
青萍剣・迎風揮扇 霍瑞亭先生と私